ケンミン8万人調査 富山県民は草食系でリーダーになるのが嫌い?
「俺が俺が」という人が少なく、やはり暮らしやすい地域とも言えそうだ。
戦後日本が成し遂げた大プロジェクト、黒部ダム。富山県から長野県に抜ける立山黒部アルペンルートは、人気の観光地だ。「富山の薬売り」の歴史が今も息づき、製薬会社が多い富山県。その県民性には、どんな特徴があるのだろうか?
しらべぇ編集部が全国の男女88,321名に調査した中から、富山県に住む799名を抽出。カイ二乗検定をかけて有意差を判別し、3つのポイントを発見した。
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①富山県民は草食気質
草食系を自認する人の割合は、全国では65%だが、富山県民はさらに5ポイント高い。富山県は「幸福度ランキング」が高いと言われるが、こうした「やさしい県民性」も理由のひとつかもしれない。
②インドア志向も強い
寒さや雪のせいか、インドア志向が高いのも富山県民の特徴のひとつ。全国平均を4ポイント近く上回り、4人中3人がインドア派という状態だ。
③集団では控えめ?
草食系でインドア派という背景もあってか、富山県民はリーダーシップを取りたがらない人が多いようだ。「集団でリーダーになることが多い」と答えた割合は、全国平均より6ポイント以上低く、全国でも最小クラス。
ものごとは決まりにくそうだが、「俺が俺が」という人が少なく、やはり暮らしやすい地域とも言えそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国15歳~90代男女88,321名うち富山県居住者799名(有効回答数)