オリックス「完全最下位」に大低迷!不名誉な成績にファンの反応は…

※画像はオリックス・バファローズ公式サイトのスクリーンショット
※画像はオリックス・バファローズ公式サイトのスクリーンショット

29日、京セラドーム大阪でオリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合が行われ、10-2で楽天が勝利。これによりオリックスは4年ぶりの最下位が確定した。

同チームは今年オープン戦、交流戦も同様の成績に終わっているほか、ペナントレースも全球団に負け越したうえ、2軍もビリ。史上初の「完全最下位」となった。

この不名誉な記録に、ファンは「逆にすげえ」と驚いているようだ。


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■2014年オフに大型補強するも…

2014年にソフトバンクと激しい優勝争いを繰り広げ、ゲーム差なしの2位に終わったオリックスは、そのオフに大補強。

アメリカに渡っていた中島裕之(現宏之)や打点王経験のある日本ハム小谷野栄一、大砲のトニー・ブランコを高額年俸で獲得し、優勝候補と目された。

しかし2015年シーズンは前年のデッドヒートで疲弊した投手陣が不調。さらに大型補強選手も期待通りの活躍ができず低迷した。

当時の森脇浩司監督が責任をとりシーズン序盤で解任されると、福良淳一ヘッドコーチが監督代行としてチームを立て直しに着手したが、5位に終わる。

一時はイチローや田口壮氏が監督候補にあがったが、結局福良代行が監督昇格。今シーズンの巻き返しが期待されていた。

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■シーズン序盤から低迷し完全最下位に

モレル、ボグセビックに加えドラフトで大学ナンバーワン打者の吉田正尚、近藤大亮や青山大紀ら社会人野球出身の即戦力投手を獲得し戦力を整え雪辱を期した今シーズンだったが、オープン戦から不調

シーズンが開幕してもその調子は一向に上向くことなく下位争いを続ける。さらに優勝経験もある交流戦でも最下位になるなどして7月終了時点で首位と23.5ゲーム差と絶望的に低迷。

低空飛行つづけ、ついに最下位が確定した。

また2軍のウエスタン・リーグでも首位ソフトバンクに29.0ゲーム差をつけられダントツのビリ。オープン戦、交流戦、2軍、1軍ですべて最下位という史上初の記録を達成してしまった。


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■ファン離れを招く可能性も…

熱心なファンサービスで観客動員はまずまずのオリックスだが、成績が上がっていない状況ではファン離れを招く可能性は否定的できない。

判官びいきを期待したいところだが、しらべぇ編集部の調査によると人々が試合で応援したくなるのは強いチームであることが判明している。

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ただでさえ阪神におされ影の薄いオリックス。やはり人気獲得のためには強いチームになる必要がある。


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■ファンに話を聞いてみた

オリックスファンのBさんに話を聞いてみた

落ちるところまで落ちたなという感じです。実績のある選手が額面通り働いてくれれば3位までに入る力はあると思っていましたが、長期契約の弊害で手を抜いているとしか思えない選手が多く、腹が立っています。


来年も糸井がFAで抜ける可能性が高く、かなり苦しい。引きとめてほしいですが、巨人や阪神が札束抱えて狙っている状況では無理でしょう。


年齢や実績にかかわらず成績の出ていない選手は切り捨てて、血を入れ替えてほしい。あとは吉田正尚や奥浪らの若手に期待したい」


不名誉なシーズンとなってしまったオリックス。来期巻き返すことができるだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

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佐藤 俊治

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