取引先や万引犯と間違える店…潰れろと思う会社や店舗の特徴

2016/09/25 05:00

潰れろと思う会社
©ぱくたそ

仕事やプライベートで嫌な思いをさせられ、「あんな会社(お店)、つぶれろ」と心の中でつぶやく。中には、SNSでつぶやく人さえいる。それだけ、頭にきたのだろう。

しらべぇ編集部では「つぶれればいいのにと思っているお店や会社がある」かの調査をおこなった。その結果、全体では37.2%の人があると回答。なんらかの恨みを持っている人は、それなりにいる。


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■高圧的な取引先に苦しめられる男性

性年代別では、どの年代でも男性が多い

潰れろと思う会社性年代別グラフ

とくに40代男性では、半数以上の多さ。会社で管理職をしている人も多いこの年代では、取引先からの無理難題を受ける機会も多いのであろう。

しかし管理職だけが、取引先に嫌な目にあっているわけではない。

あっちが上の立場だからって、電話で高圧的な発言ばかり。大手だからなかなかつぶれることはないだろうけど、どうにかなって欲しいと心から思う」(30代男性)


会社よりも、個人の資質に問題が強そうだ。ただ、ひとりでもそのような態度を取ると、会社全体のイメージが悪くなるいい例である。

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■ライバル店には正直いって「つぶれて欲しい」?

職業別で見ると、なかなかおもしろい。

潰れろと思う会社職業別グラフ

会社員でも4割と多いが、経営者/会社役員だとさらに増える。立場が上になるほど、会社間の付き合いが増加。相性がよくない付き合いに、ストレスに感じるのは当然だ。

さらに商工サービス自営では、53.8%と一番多い割合に。ライバル店とは切磋琢磨をしていきたいと思う一方で、「つぶれたら、自分のところに来るのでは」と淡い期待を抱く気持ちもわかる。


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■万引に間違えられて…

会社ではなく、お店をつぶれろと思う人もいる。客としてお店に入ったが、嫌な経験をした人がほとんどだ。

「近所にあるので、よく通っていたコンビニ。レジを済ませてお店を出る前に『お会計は?』と声をかけられ…普段はほとんど店にいない、オーナーの奥さんでした。他のスタッフさんがフォローしてくれましたが、万引きと間違えた本人は謝らず


私もとっさのことで、その場で怒ることもできませんでした。それ以来、そこには行っていません。ずっとつぶれろと思っていますが、立地がいいのではやっているのが悔しいです」


消費者を敵に回すと、悪いうわさが広まってしまう。インターネットが普及した現代には、企業や店舗はさらなる注意を払う必要がある。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)

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ニャック

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