大人も楽しめるスマホカードゲーム『ハースストーン』お勧めしたい3つの理由
『Diablo』や『スタークラフト』などの名作ゲームを多数リリースしているゲーム会社、「ブリザードエンターテインメント」(以下、ブリザード)。
ブリザードのゲームはどれも奥が深く長期間遊べることで人気だが、最近はPCとスマホでできるカードゲーム『ハースストーン』が人気を博している。
■ハースストーンがなぜ大人にお勧めなのか
スマホゲームというと「子供の遊び」だったり「課金しないとまともにプレイできない」といった印象を持っている人も多いと思うが、ハースストーンはそのように考えている大人にもお勧めのゲームである。
なぜハースストーンが大人にもお勧めなのか? その理由を5つに分けて説明したいと思う。
①あまり課金しなくても楽しめる
ハースストーンはほかのゲームにある「ガチャ」のようなシステムは無く、ゲームをプレイしていると勝手に集まるコインかリアルマネーでパックを買い、カードを揃えていく。
そのため早くカードを揃えたいならお金を出せばいいが、ゆっくりとカードを集めたいならとくに課金する必要も無いのだ。
また、コインとリアルマネーで買えるカードパックの内容に差も無いので「無課金ユーザーが課金ユーザーに100%勝てない」といったこともない。
②「実力」より「運」勝負
これはいい部分でも悪い部分でもあるのだが、ハースストーンの勝負は実力よりも運で決まることが多い。
たとえばカード『希望の終焉 ヨグ=サロン』は出すだけで完全に負けている試合を覆すことができるなど、バランス崩壊と言われているカードが多くある。
そのため「初心者でも運が良ければプロに勝てる」可能性はある。これは慣れるとストレスに感じる部分でもあるが、ライトユーザーにはうれしい仕様だ。
③希少カードが簡単に手に入る
これは①と内容が重なるが、ほかのスマホゲームでは希少なカードを手に入れるには数万円単位の課金をしないとガチャで当たらないといったことがある。
それにくらべハースストーンではかぶったカードを分解すると『魔素』といったエネルギーが貰え、それを貯めれば希少カードに変えることができるのだ。
量的には5,000円程度課金すれば必ず1枚はもらえるぐらいの魔素が集まり、さらに40パック開けると必ず1枚「レジェンド」と呼ばれる強力なカードが出現する仕様になっているため、いつまでも希少カードが手に入らないと言ったことは無い。
■ハースストーンがいまいち流行らない理由
以上の理由から、時間の無い人でも楽しめ、かつベテランにも勝てる可能性があるハースストーンはこれから大人のあいだでも流行る可能性のあるカードゲームだといえるだろう。
…だが、ここまでいいゲームなのになぜ日本でブレイクしているスマホゲームとくらべていまいちぱっとしないのかすぐに分かる理由もある。
それは「韓国・中国と同じアジアサーバーでプレイしなければならない」ということ。日本人とプレイしたいのに、なぜかプレイして当たる相手はほとんど韓国人か中国人。
日本でもイベントやテレビCMを放送するなどの施策は行っているが、純粋にゲームの楽しさだけでプレイし続けるのも限界がある。早く日本サーバーを作ってほしいところだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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