つい気になって…歩きスマホをしたことがない人は3割以下に
どんなに問題になっても減ることのない、歩きスマホ。ただ「私は歩きスマホをまったくしたことがありません!」と胸を張っていえる人は、はたしているのだろうか?
こそでしらべぇ編集部では、全国20〜60代スマホユーザーの男女789名に「歩きスマホをしたことがない」かどうかの調査を実施。
歩きスマホをまったくしたことがないと答えた人は、3割程度。残りの7割の人は、なにかしらの形で歩きスマホをした経験があることになる。
歩きスマホの危険性をこれだけ警告されていても、多くの人がやってしまっているのが現実だ。
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■若い世代ほどスマホ依存度が高く
年代により、意識もかなり変わる。
年代別が高くなるほど、歩きスマホをしない人が増加している。とくに60代は半数以上だ。電話やメールなどスマホを携帯本来の機能をメインに使っている人が多く、依存度がそれほど高くないと思われる。
若い世代ではSNSやゲーム、スケジュール管理など、スマホの利用法は多岐におよぶ。スマホを家に忘れると、1日中不安になるのも若い世代に多い。「スマホ依存症」との言葉が誕生するのも、無理はないだろう。
ではどんなときに、歩きスマホをしてしまうのか。
「通知がくると、歩いているときでもついつい見てしまう」(20代女性)
歩きスマホはいけないことだとはわかっていても、気になってしまうのが本音のようである。
■「ポケモンGO」は歩きスマホを増長するのか?
スマホゲームの「ポケモンGO」が話題になったときに、歩きスマホの危険性を取り上げるメディアが多くあった。
しかし今回の調査では、そこまで大きな差はみられない。
確かに、以前しらべぇの記事でも取り上げたが、「ポケモンGO」はずっとスマホを見続けなくてもできるゲーム。事故が起きたときも「マナーのない人が『ポケモンGO』をしていただけ」との声もあり、意見が分かれている。
スマホへの依存が問題であり、「歩きスマホはいけません」の警告だけでは減るものではなさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代スマホユーザーの男女789名 (有効回答数)
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