20代働く女子の「休憩場所」が悲惨…心配になる調査結果
2016/07/05 08:00
仕事の合間にとる休憩は、働く人にとって至福のひととき。カフェに行ってお茶をしたり、気晴らしに散歩に出たりなど、人それぞれリフレッシュ方法があるだろう。
だが中には、トイレの個室で休憩することがある人もいるようだ。しらべぇ編集部が働く男女862名に調査してみたところ、驚愕の結果が明らかになった。
■トイレの個室で休憩 20代女子では4割も!
まず、トイレの個室で休憩したことがあるのは全体で28.4%。性年代別の調査では、20代女子だけ突出する結果に。
男性はそもそも個室を利用する機会が女性よりも少ないため、女性よりも経験者がいないのは納得がいく。では、なぜ女性でこれだけ差が開いてしまったのだろうか?
■働く女子の実態「トイレで休憩するワケ」
編集部ではその理由を探るべく、働く20代女子に取材。彼女たちの話では、1時間の休憩時間の大概をここで過ごす人もいれば、トイレ休憩で個室にこもりしばらくじっとしている人までさまざまであった。
① 完全にひとりになる時間がほしい
「休憩時間ぐらい、人に気を遣わずに自分だけの時間を過ごしたい。同僚と楽しくおしゃべりランチというよりは、トイレにこもってじっとしていたい」(IT系)
②動き回りたくない
「できるだけ動きたくない。休憩も1時間みっちり取れるわけじゃないので、30分でもトイレで仮眠して、一緒にトイレも済ませて…。よっぽど疲れているときは、ウィダーインゼリーをトイレで飲むことも」(マスコミ系)
③ 温かい便座が癒やし
「とくに冬の寒い時期は、トイレの温かい便座に座るのが至福のひととき。絶妙な温かさで座ったらしばらく動けない。ちょっと長い間こもっても、『トイレにいました』と言えば『お腹の調子でも悪いのかな?』と心配してもらえるので、さぼっていると思われない」(旅行代理店)
④噂話しを聞くのが好き
「女子がトイレに集まると、絶対に職場の悪口が始まる。トイレにこもって、それをこっそり聞くのが楽しみ。わくわくする」(IT系)
仕事の疲労で動きたくない女性もいれば、トイレという空間に癒やしを感じる人も。必要以上に人とのコミュニケーションを取りたくないという理由は、現代の若者に見られる傾向だろうか。
若い女子がトイレにこもって休んでいる姿など、男性は想像したくないだろう。1日の仕事の中で貴重な休憩時間は、できれば有意義に過ごしてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の働く男女862名(有効回答数)
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