子供が産まれてから夫婦に訪れる変化 男女の脳の違いが原因?

仕事に出かけるお父さん、子育てに奮闘するお母さん。お互いを思いやることが大事。

赤ちゃん
©ぱくたそ

女性にとって、人生の節目とされる出産。母親となる人は、子供を産んだ瞬間から休む暇もなく、その後の時間のほとんどが子育てに費やされる人もいる。

夫婦間でも「嫁」から「母親」になることで、優先順位が「夫」から「子供」に変わり、夫婦ふたりだけの生活はほぼなくなると言っていいだろう。

そこでしらべぇでは、出産を経験した人に「子供が産まれてから起こった夫婦の変化」について取材をした。


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①会話はすべて子供のこと

「子供が産まれたばかりのころは、私は基本ずっと家にいました。子供をあやしたり母乳をあげたり、おむつを替えたり寝かせたり。その合間に洗濯や料理、掃除など家のことをやっていました。


趣味が映画なのですが、『家にずっといるなら観られるじゃん』と思われるかもしれませんが、そんな時間はまったくありません。時間があるなら寝たいのです。


子供が産まれる前は、旦那とエンタメニュースとか会社のこととかいろいろ話していました。だけど、子供が産まれてからは旦那が帰ってきてもろくに話も聞けず…というかそんな余裕はなく、話すことといえば子供のことばかりです」(20代女性)


常に体力や精神力をすり減らさざるを得ない状況で、他の会話ができることのほうがすごいのかもしれない。

過去にネット上で、母親という職業が「24時間365日休みなしで無給」だという動画が話題になった。これは、まさにそのとおりなのである。

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②旦那にイライラ

「母親は子供がごはんを食べてこぼしたり、おむつがいっぱいになって替えなきゃいけなかったり、ぐずってもすぐに対応しますよね。


でも旦那は全然気にせず、そのままご飯を食べ続けたりするんです。おむつも大のときは気づかないフリをして、全然替えないですし。


子供のことじゃなくてもそうです。たとえば食器を洗うとか、ゴミ出しするとか、何かしら気づいてやってくれたらとても助かるのに、ふたりで暮らしていたときと何も変わらない暮らし方をする旦那にはイライラします」(20代女性)


男性も仕事が忙しかったり会社でのストレスもあると思う。だが、子供の子育てなどの話題に対してしっかりと向き合い話すだけでも、母親のストレスは改善されるのだそう。

居心地のいい「家」という空間を維持するために、お互いを思いやることが必要である。


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■男女の脳の違い

一説には、男性が子供の泣き声に気づかないのは、男女で脳に違いがあることが原因とも言われている。

女性は男性よりも赤ちゃんの泣き声に敏感に反応するというのだ。そのため、母親が赤ちゃんの泣き声に俊敏に反応し対応できるのは自然なことであり、同じように対応できない父親に対してはイライラしてしまうのだという。

改善策としては、男性も子育てに積極的に参加しようとすることで、育児対応力が育まれるのだそう。

それでも「旦那が何もしてくれない」と深刻に悩んでいたら、「脳レベルでの違いがあるのであれば仕方がないか」と少し気楽に考えてみてもいいのかもしれない。


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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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