事務局長がアダルトサイトを閲覧し情報流出 その対応に驚愕

福井県池田町の議会事務局町が職場でアダルトサイトを閲覧、架空請求詐欺に引っかかりPCを乗っ取られたそうです。その行動に、日本中が呆れています。

2016/06/11 06:30

TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock
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4日、福井県池田町の議会事務局長が、PCを乗っとられ重要なデータを抜きとられていたことが判明。その理由は、職場のPCでアダルトサイトを閲覧していたためだという。


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■「ウイルスに感染しています」という表示を信じる

事務局長が神聖な職場でムラムラしたのかどうかは不明だが、エロ動画を見ようと興奮しながらボタンをクリックしたところ、「ウイルスに感染しています。ここまで電話してください」という文字と電話番号が表示されたそう。

通常この手のものは無視していれば大丈夫だが、驚くべきことに彼は電話ををかけてしまった。電話口の男の案内にしたがって遠隔操作ソフトをインストール。その結果、PCに侵入され、されるがままになった。ちなみに、男は片言の日本語だったそう。

議会事務局長の性欲と呆れた対応に、批判の声が日本全国から殺到している。

現在のところ処分などはされていないようだが、解雇するべきであると考えているひとが多いようだ。

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■アダルトサイトを見ている男性は8割

かつては本屋で売られているエロ本を恥を忍びながら購入し、いろいろと楽しむのが男の趣味だったが、最近はPCやスマホで簡単にエロ動画が閲覧できる。

アンケートサイト「マインドソナー」を使った調査でも「アダルトサイトを1人で見たことがある」と答えた人は、男性に限定すれば8割を超える。いつなんどきどんなときでもエロと触れあえる時代になったのだ。

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それに伴い、今回のような詐欺も急増。会員登録を要求され個人情報を抜かれる、架空請求を信じて振り込んでしまうなどの被害が頻発している。

最近では閲覧する側もそのような罠については「無視」が一番であることを熟知している人が多いが、この事務局長は50代でネット界の常識を知らず、最低の行動をとってしまった。


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■かつては詐欺にも遭いやすかったが…

しらべぇ取材班は、アダルトサイト詐欺に騙されそうになった経験のある男性たちに話を聞いてみた。

「ネット創世記は今よりも対応認知度が低かったので、『情報料3万円になります』と書かれた表示を信じて払ってしまう人、多かったですよ。『債権回収会社に連絡する』なんて脅し文句もありましたし。無視していれば大丈夫とは、みんな思わなかった」(30代男性)

「出会い系サイトに会員登録したら『すぐに会いたい』みたいなメールが女子からじゃんじゃん届くようになったことがありました。


あやしすぎるので退会したら、その後しばらくして『○○メールに登録してましたよね? あれは有料サイトなんですよ。請求書作るから住所教えろ』みたいな電話がかかってきて……。


『住所も知らないのに金を払えるか!』とキレたら『払うものは払え』と逆ギレされましたが、その後は音沙汰なし。昔はあれで騙された人、結構いたんじゃないですか」(40代男性)


男のスケベ心を利用しようとする人間は予想以上に多い。注意が必要だ。


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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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