ファンが選ぶ! 「宮藤官九郎作品」傑作ランキング
個人的には『マンハッタン・ラブストーリー』が一番好きです(執筆者)
2016/05/02 17:30
毎週日曜日に放送中のドラマ『ゆとりですがなにか』(日テレ)。宮藤官九郎脚本に似合わぬ、重いストーリーが話題を呼んでいる。
もともと、宮藤作品といえば個性の強いキャラと圧倒的な笑いのセンスが持ち味だ。若者を中心にカルト的な人気を得ていたが、朝ドラを経て、今や社会派ドラマを手掛けるまでになっている。
日本を代表する脚本家の彼の作品で、最高傑作は何なのだろうか? しらべぇ編集部は全国のクドカンファンに調査を行なった。
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■ファンには人気の作品も
第8位~第6位はこのとおり。『ごめんね青春!』(TBS)などコアなファンが多い作品も、順位は低めに落ち着いた。
豆知識としては、テレビ朝日の深夜に放送されていた『未来講師めぐる』で、現在アーティストとして大活躍中の星野源でが出演していたのでよければ確認してほしい。
■数字もよかった作品がずらり
第4位~第6位には興行・視聴率的にも悪くない数字を残した作品がランクイン。『舞妓Haaaan!!!』では宮藤と同じ劇団『大人計画』に所属する俳優、阿部サダヲが主演をつとめ、20.8億の興行収入を記録している。
ちなみに、同劇団に所属する俳優は宮藤作品への出演が多い。『タイガー&ドラゴン』(TBS)などに出演する荒川良々や、『うぬぼれ刑事』(TBS)のバーテンダー役の少路勇介も、前述の星野も劇団員だ。
紅白出場歌手の星野が、かつて白ブリーフ姿で舞台に立っていたことは、今ではあまり知られていない。
■1位はやっぱりあの作品
第2・3位には『池袋ウエストゲートパーク(通称IWGP)』『木更津キャッツアイ』(ともにTBS)がランクイン。
そして、第1位には『あまちゃん』(NHK)となった。朝ドラらしさかぬハチャメチャなストーリー展開に加え、東日本大震災を重要なテーマとして描いた本作品。幅広い世代に支持され、2000年代の傑作ドラマのひとつに挙げられるほど。
以上がファンが選ぶ宮藤作品傑作選である。もっとも、ここに泣く泣く投票対象に入れなかったその他の作品にも、面白いものはたくさんあるので、気になった人はチェックしてみてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代のクドカンファンの男女298名(有効回答数)