「鼻くそほじり」はもはや文化?20代女性の意外な常習率
2016/04/19 05:30
「鼻くそほじり」というのは、もはやひとつの文化かもしれない。
少なくとも、子供の頃に鼻くそほじりを経験しなかった人はいないだろう。これは絵画の題材にもなっているほどだ。
そして「三つ子の魂百まで」ということわざもある。幼い頃形成された性格や習慣は、いつまで経っても残ると言われている。それが本当ならば、鼻くそほじりも「百まで」の習慣ということになってしまう。
実際にそういう人はいるのだろうか?
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■やはり少なくない「指で鼻ほじり派」
しらべぇでは「指で鼻くそをほじっているか?」というアンケート調査を実施した。これは「かつてそうしていた」ではなく、「今現在もやっている」というニュアンスである。
その結果、3割近い人が質問に対して「はい」と答えた。大多数というわけでもないが、かといってこれは「少数」とも言えない数字ではないだろうか。
■中年オヤジの嗜みか
次に、世代別の調査を見てみよう。すると全世代平均の数字では分からない特徴が、はっきりと浮かび上がってくる。
まず目につくのは、40代及び50代の男性。それぞれ40%を越えている。この年代の男は、鼻をほじるという行為をあまりひた隠しにはしないという解釈もできる。
現に20代、30代男性の数字と比較すると、まるで壁のようなグラフの伸び率だ。
■若い女性もよくほじる?
だが最も注目すべきは、女性の割合である。とくに20代女性のそれは28.4%。30代男性の数字に、かなり拮抗している。
このように、鼻ほじりに関する調査は非常に興味深い結果をもたらしてくれた。社会的には「下品」「汚い」と見なされてしまうこの行為だが、じつは調査に充分値するだけの「魅力」があるようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名(有効回答数)
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