「スタバ充電族」の女子大生に聞いたコンセント探しの極意
2016/04/07 17:30
丸1日充電なしに使うのは不安なスマートフォン(スマホ)。職場や学校で充電するのはもはや一般的な光景で、大手カフェチェーンに行けば「電源目当て」と思われる客も少なくない。
家の外でコンセントを拝借し、充電をするのはいいことなのかの是非は一旦置いておくとして、実際にカフェで充電をしたことがある人はどれくらいいるのだろうか。
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■充電をする人の割合は…
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1348人に調査を行ったところ、「カフェで電源コンセントをよく利用する」と答えたのは全体の5.6%。
世代別で見ると、60代以上は2.9%であるのに対し20代は11.0%と若者のほうが割合が高い。
思いがけず少ない数値であったが、これは常用的に使用している人の割合なので、一時的に充電したことがある人の潜在数を含めると割合は増すことだろう。携帯用充電バッテリーを持ち歩いている人がいることも影響してそうだ。
■充電残り1%! その時どうすべき?
今日では端末充電用の電源を無償提供しているカフェが多くあり、街で充電がピンチを迎えた時の救世主となる。しかしコンセントの利用が無料でも、それをわかりやすく示しているカフェは少ない。ではどのように探せばよいのだろうか?
今回編集部では、自称「コンセント大魔神」の現役女子大生のMさんに、「コンセントを探しの方法」を聞いてみた。
「スマホの充電の目盛りは、スマホ世代の若者にとっては自分のHPと同じです。命がなくなる前に、なんとしても充電しなければならない。
友達からの連絡には即レスしなきゃだし、常に流行の情報をチェックして、インスタグラムにあげるのは、もはや女子大生たる者の宿命なのです。
そのためにはコーヒー代は惜しんではいけません。マックではコンセント部分がガムテープで覆われていることも多いので、迷わずスタバ等のちょい高めの店へ行きましょう。最近では電源のあるカフェを探すアプリなんかもありますので、それを徹底的に活用するのもアリですね。
そしてカフェに入ると、壁際、窓際の席を狙います。もし、先に座っている人がいても大丈夫。そういう場合は後ろから視線を送り続けて、譲ってもらう雰囲気にしましょう。コンセント探しは戦争です。スマホだからと言って、スマートにこなせるものではないのです」
一見、スタバでスマホを充電している人は、洗練された風に見えそうだが、上記の彼女は違うようだ。「スタバ充電族」のスマートさは、まったくスマートではない努力のおかげなのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・原田真帆)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名
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