靴は「女の命」なのか!?靴の記念日に調査してみた

赤いハイヒール
©Pixabay

3月15日は「靴の記念日」。140年ほど前の1870(明治3)年、東京・築地に国内初の「西洋靴」の工場ができた日にちなむ。

一説によると当時の靴は、現在の貨幣価値に直すと一足が30万円に当たるとか。現在のように気軽に買えるような代物ではなかったようだ。


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■靴の「死蔵率」に男女差

しらべぇ編集部の調査によると、「この1年間に履いていない靴がある」という人の割合は47.3%。約半数の人が靴を死蔵する傾向にあった。

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性別では男性で38.0%・女性で56.7%と、平均値を挟み男女差が見られる。

靴の売り場では、女性向けの靴が圧倒的に品数が多く、ヒールや素材の違いによる種類も豊富だ。すなわち靴へのこだわりは、女性の方が大きいということなのかもしれない。

そういえば国内でも公開された映画「私が靴を愛するワケ」(2011年、米仏合作)には、ハイヒールの魅力にとりつかれた女性らが次々に登場。ヒールへの愛をとうとうと語る場面がある。

また、かなり時代をさかのぼることになるものの、「大量の靴」といえばフィリピンのマルコス元大統領の妻「イメルダ夫人」を思い出す人があるかもしれない。

1986(昭和61)年に起こった革命でハワイに追われた彼女が首都・マニラの旧居「マラカニアン宮殿」に残した靴は、1000足を超えていたとされる。

玄関に並べられた靴
©写真AC

一方で男性は、周りを見渡しても「毎日同じ」だったり「変わり映えがしない」という人のほうが多い印象。調査もそれを裏付ける。

そもそも男性では、女性のようにTPOによってヒールの高さを変えることを求められるような場面が少ないことも、死蔵率の低さにつながっているかもしれない。

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■「美人・イケメン」も死蔵の傾向

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意識別の調査では、「美人・イケメンである」と自任している人で死蔵率が高く57.9%だった。

「おしゃれは足元から」という意識が美人・イケメンを作るのだろうか。それとも美人・イケメンだからこそ足元のおしゃれにも気を配るようになるのだろうか。

(文/しらべぇ編集部・上泉純

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1,348名

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Sirabee編集部

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