20代男性の1割以上が違法薬物に関心 公務員も危ない?

覚醒剤など違法薬物の誘惑に一瞬でも負けそうになったことがある人を調べてみたら…。

覚醒剤・薬物

プロ野球界の「番長」として活躍した清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反で逮捕されて、はや1ヶ月。その後、清原容疑者に覚醒剤を売っていたとされる群馬県の密売人が逮捕されるなど、スポーツ・芸能界を巻き込む可能性も指摘されている。

しかし、厚生労働省の発表では、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された件数は2012年で11,842名。決して、芸能界に限った遠い世界の問題ではない。

ほんの一瞬でも、覚醒剤など違法薬物を「試してみたい」と思ったことがある人、つまり薬物予備軍はどれくらい存在するのだろうか?


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■20代では1割が…

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男女とも完全に年代と比例し、もっとも高かった20代男性は12.9%が魔が差したことがあるようだ。また、すべての世代で男性が女性を上回ったが、男性2位の30代よりも20代女性のほうが誘惑に負けそうになったことが多いことがわかる。

違法ドラッグは快楽目的でカップルが使用するケースも多いと見られ、男性が興味を持ちやすい世代は女性も危険だと言える。

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■もっとも薬物に興味を持っているのは公務員

今回の調査結果を「職業別」に見ると、衝撃を覚える読者もいるはずだ。

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薬物の誘惑に負けそうになった人の割合がもっとも高かったのは、お堅いイメージが強い公務員。全体平均の2倍近い割合で、ほんの一瞬だとしても「試したい」と感じたことがあるようだ。

一方でもっとも低かったのは、専業主婦。子供たちや家を守るために、無用なリスクを避けたいのかもしれない。


仕事も信用も名声も家庭も、積み上げてきたものが一瞬ですべて崩壊する薬物犯罪。毎年1万人以上が逮捕されているくらい身近だからこそ、ほんの一瞬でも「試したい」などとは考えないほうがいい。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名

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