新幹線で寝過ごしてしまうのはあの県民であることが判明

やはり新幹線は乗り過ごしてしまうと大変なことになってしまうようだ。

2016/03/01 16:00

秋田新幹線

新幹線でもっとも恐ろしいものといえば、「乗り過ごし」。駅の間隔が2時間程度となることも珍しくないだけに、車内でついウトウトして寝てしまう。

起きてみたら降りるべき駅を通過していて、焦った経験を持つ人は少なくないのではないだろうか。ちなみに、乗り過ごした場合基本的に次の駅までの追加料金と引き返すための料金を支払うことになる。

さらに終電に近い車両の場合、折り返しの電車が終わっているため降りた駅周辺で宿泊しなければならず、かなりの出費に。できれば、このような経験はしたくないものだ。


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■新幹線で寝過ごしたことがある?

しらべぇ編集部では、全国の男女に新幹線で寝過ごしたことがあるか聞いてみた。

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結果、「乗り過ごしたことがある」と答えたのはわずか6.2%で、ほとんどの人は目的の駅できちんと降車していることが判明。

「寝過ごしの恐怖」がちらついて、新幹線内で寝ることができないのかも。

関連記事:切符をなくしたことがある経験者は?新幹線なら救済措置も

■都道府県に見てみると…

「乗り過ごしたことがある」と答えた人を都道府県別にみてみよう。

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もっとも多かったのは静岡県の23.4%で、2位の岡山県に8.4%の差をつけるダントツの1位に。

静岡県は広く、新幹線の駅が熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松と6駅存在しているうえ、のぞみやひかりが停車しない駅もあり、間違いやすい。寝過ごしに加え、停車駅を勘違いして通りすぎてしまったケースも多いのかも。


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■経験者に話を聞いてみた

新幹線の乗り過ごし経験者に話を聞いてみた。

「大阪から名古屋に帰る途中でぐっすり寝てしまい、気づいたら名古屋駅を通過していました。もう終電に近い電車で、焦って車掌に『なんで起こさないんだ』と言ったのも後の祭りで、追加料金を支払うことに。


結局車掌が高速バスがあることを教えてくれましたが、疲れていたので新横浜のホテルに泊まりました」(30代女性)


「出張で大阪に行くために新幹線に乗ったのですが、静岡あたりで寝てしまいました。私は寝たら全然起きないので注意していたのですが、眠気に耐えられなかった。


結局、起きたら広島で上司から怒られるし追加料金とられるし最悪でした。もう新大阪行きの新幹線しか乗りません」(20代男性)


「最終の上越新幹線で高崎に帰ったのですが、寝過ごして上毛高原まで行ってしまいました。上毛高原駅は何もない駅なので、真っ暗で絶望しました。


家に電話して親に迎えに来てもらったのですが、めちゃくちゃ文句を言われました」(40代男性)


やはり新幹線は乗り過ごしてしまうと大変なことになってしまうようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1,348名

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