JRの本気!『ゆるかわハンドメイド』に癒される乗客が続出
2016/02/27 09:00
最近、JRでは「サービス品質良くするプロジェクト」というキャンペーンが行われている。見る限りサービス内容は各駅の裁量に任されているようだが、それが思いがけず「ゆるかわ」系の取り組みになっている駅が各地で見られるという。
しらべぇ編集部では、関東近郊の4駅を取材した。
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①武蔵小杉駅(神奈川県)
【JR武蔵小杉駅が「よんれつ」など連絡通路の歴代キャラクターを紹介、「スマホ君」の正式名称「ロボ君」を発表】 http://t.co/OXrBbtABbd pic.twitter.com/cUqmaL8Ut3
— 武蔵小杉ライフ公式 (@musashikosugi) September 10, 2015
ネット上で話題になった武蔵小杉駅では年以来、駅員手作りのポスターが名物となっている。ポスターを担うキャラクターはすでに6代目とのこと。初代の「よんれつ」君はTwitterやまとめサイトを大いに賑わせた。
今回、取材班が手に入れた最新の武蔵小杉駅のポスターがこちら。スマホの「ながら歩き」をやめるよう呼びかける「ロボくん」がホームの向こうから迫ってくる写真が並んでいる。
1枚1枚、担当の駅員さんが手塩にかけて作っていることを考えるとぐっと来るものがある。
②上野駅(東京都)
「北の玄関口」と名高い上野駅。東北や北陸のまさに「玄関」である新幹線ホームのゴミ箱にて、取材班は「ハンドメイド」の「ペットボトルのフタ回収ボックス」を発見した。
またトイレには手作りのおみくじまで。おみくじの中身も作っているようで、それを包む折り紙作品もかなり凝っている。おみくじボックスに書かれた解説によると、こちらは新幹線の掃除スタッフチームによる「ハンドメイド」だそうだ。
③日暮里駅(東京都)
駅のキャラクター「にゃっぽり」は、以前日暮里駅に勤めていた職員が考案したもの。その駅員が異動した現在でも、「にゃっぽり」は日暮里駅でそのかわいさとゆるさを放っている。
こちらが「にゃっぽり」。日暮里駅構内の様々なポスターに登場し、駅利用客に「呼びかけ」を行っている健気さを持つ。強調したい項目があるときは、「にゃっぽり」がたくさん並ぶのも特徴的だ。
④小山駅(栃木県)
栃木県南部のターミナル駅・小山では、駅員手描きのポスターが並んでいるという情報が。実際にコンコースを通ってみたところ、何枚ものポスターが並んでいる。
ポスターの下に手作りとおぼしきベンチも。
このポスターでは、それぞれの駅員がエピソードと手描きイラストとともに、鉄道での旅をオススメしている。ポスターは季節ごとに新しいものに変わるそうだ。
■クリエイティブな駅員さん多し?!
今回取り上げたいずれの駅も、駅員さんや清掃スタッフの「手作り」で彩られている。クオリティはプロには及ばないものの、利用客にとっては駅員が身近に感じられるはずだ。JRの駅員さんにはぜひ今後も、アットホームな作品を作り続けてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・原田真帆)
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