今井絵理子出馬の余波?高まる『たかみな出馬待望論』

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先日、SPEEDの今井絵理子が参議院選挙への出馬を表明し、世を驚かせた。

選挙のたびに現れる芸能人候補は、「票稼ぎ」と批判の的になることが多いが、今井自身が長らくボランティア活動に従事していること、耳の障害をかかえた息子の存在などから支持の声も大きく、注目度は高い。

一方で、今井出馬の余波は思わぬところへ波及している。それは「AKB48元総監督の高橋みなみへの出馬疑惑」だ。

AKBグループのリーダーとして、かねてより高い評価を得ている高橋には、政治評論家の田原総一朗をはじめとして各界にファンを公言する人も多い。昨年末に発売した著書『リーダー論』は、はやくも累計10万部を突破した。

以前より「顔が似ている」と言われている両者。思わぬところで、高橋にも影響が及んでいるようだ。


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■もしたかみなが出馬したら…

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アンケートサイト「マインドソナー」で調査した結果、「高橋みなみにも選挙に出馬してほしい」と答えたのは全体の8.2%。想像以上に低い数値となり、出馬してほしいと思っている人はほとんどいないようだ。

高橋がまだ24歳で、参議院選挙の被選挙権である30歳には遠く及ばないこと、アイドルグループのリーダーの資質と国会議員としての資質は別物であること、今後も芸能界で頑張ってほしい、などの理由が想像される。

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■AKB48の総選挙の得票数で当選できる地区は?

ところで、AKB48には独自の総選挙システムがあり、2015年の総選挙では高橋は137,252票を獲得したとされている。もし、この票数がそのまま国の選挙に置き換わるならば、高橋は当選することが可能なのだろうか?

調べたところ、今までで最少の得票数で当選したのは、大阪19区から出馬した丸山穂高衆議院議員(維新)で、その数 56,119票。これは高橋のAKB総選挙での得票数の、半分以下の数字である。sirabee0213

実際、AKBの総選挙は有権者(ファン)がひとり何票でも投票できるシステムであるし、大阪19区は大阪の南端の選挙区で、有権者の数も多くないため、当たり前であるがそのままの数で比較することはできない。

しかし、高橋の全国的な知名度を考えると、「当選の可能性は十二分にある」と実感できる、規模の比較ではないだろうか?


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■最年少記録も更新?

高橋が25歳の誕生日を迎えるのは4月8日。次回の衆議院選挙は、予定では2018年であるが、アベノミクスの成果が芳しくないことを考えると、解散総選挙の可能性もあり得るだろう。

もし、高橋が次回の衆議院選挙に出馬した場合、年齢は25歳~28歳。今までの最年少当選年齢は民主党、鈴木貴子議員の28歳11ヶ月なので、出馬さえすれば塗り替える可能性もある(ちなみに鈴木議員は鈴木宗男議員の娘であり、高橋同様知名度が大きい)。

アイドルグループのリーダーとしてさまざまな記録を更新してきた高橋みなみだが、この記録を更新する未来はくるのだろうか?

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

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Sirabee編集部

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