伝説のゲーム・ドラゴンクエストⅢの悲劇!そしてトラウマへ

どうも!主にゲームをやるために働いているフリーアナウンサーのあいちぃです! ゲーム万歳!!

さて、ドラクエビルダーズで盛り上がる世の中ですが、今回は「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」(以下、ドラクエⅢ)についてです。

知名度があるどころか代表格のゲームですので、紹介というより自分の経験談について書こうと思います。


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ドラクエⅢの”伝説”

はじめに、ざっくりどんなにすごいゲームなのかをご説明します。

発売は1988年2月10日。発売から28年になります。ご存知の方も多いと思いますが、発売日には平日にも関わらず徹夜組の列ができ、学生たちも並んでしまったことで補導が相次ぐなどの社会現象にまで発展しました。

そのことからも分かるくらい、とにかくすごいゲームなんですけど(雑)、当時まもなく6歳になるころだった私が一番印象に残っていることを次に記載します。

あいちぃ
写真は25周年で発売されたロトシリーズ復刻版

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突然のできごと

ドラクエⅢは、仲良しの従兄のプレイを見て楽しんでいました。物心ついて初めて知ったのがドラクエⅡだったので、Ⅲもワクワクしながら見ていたのを覚えています。

ところがある日…

いつも通り期待値MAXで従兄がファミコンの電源をつけるのを待っていました。オープニングからの、ドラクエ未プレイでも耳にしたことがあるであろう、序曲♪そして冒険再開…のハズが。

現れたのは真っ黒な画面。「え?」と思う間もなく聴こえてきたのです。あの「デンデンデンデンデンデンデンデンデーンデン」という忌まわしき音楽が…

そう! この曲は、ぼうけんのしょ(セーブ)が消えたことを意味する音。Ⅱでは、「復活の呪文」という名のパスワード方式でゲームをロードしていたのですが、Ⅲではバックアップが取れるようになっていました。そのため、パスワードを控える手間は省けましたが、セーブデータが消えるという事案は度々発生することになるのです。

あいちぃ
ロトの伝説三部作と呼ばれるⅠ・Ⅱ・Ⅲ。本記事で紹介しているのは一番右。

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そしてトラウマへ…

当時の私はその音楽、そしてその画面に何とも言えない恐怖を感じました。幼児でもわかりやすい、ひらがなの「おきのどくですが ぼうけんのしょ1は きえてしまいました」

おそらく人生で初めて血の気が引くという体験をしたであろう私は、2階から1階に一気に駆け下り、台所で家事をする母に「怖い音楽聴いたの~!(泣)」とギュッと抱き付いたことを覚えています。夜に一人でトイレにも行けなくなりました。

一度恐怖を覚えた後は、ファミコンの電源を入れる際、なぜか通年置いてある叔父の部屋のコタツにもぐり、耳をふさぎながら従兄が「セーブ消えてないよ、大丈夫だよ」と言ってくれるのを待ちます。その合図で、安心してコタツから出る日々が続きました。

我ながらそこまでするならゲームやらなきゃ良いのにって思いますけど、やはりゲームは生活には欠かせないものなのです。

あいちぃ
のちにSFC版などにリメイクされる。それだけ根強いファンがいるということだ。

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油断する者 冒険者にあらず

セーブデータも安定し、ある程度ストーリーが進んだころ、再び悲劇が訪れました。とある武器を装備したとたん、またあの忌まわしい音楽が流れたのです!

理由は武器が呪われていたから…。ドラクエシリーズでは、冒険の書が消える曲と呪われた武器を装備してしまった時の音が同じなのです。心の準備ができていなかった私は再び大泣きしてしまいました。

その後もドラクエ内では、オリビアの呪いで船を逆流させられてしまうところとか、ちょっとした音楽で恐怖を感じるようになります。ぶっちゃけ三十路を過ぎた今でもドラクエを夜にプレイするのは怖いです…。


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まとめ

とまぁいろいろ書いてきましたが、音楽って本当にすごいですね! 聴覚で人の感情を左右できるわけですから。

数々の素晴らしい名曲をお作りになったすぎやまこういち先生も、御年84。もちろん恐怖心をあおる曲ばかりではないので、これからも様々な曲で私達を冒険に導いていただきたいものです。

(文/横町藍

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Sirabee編集部

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