2016年はVR元年!スマホで楽しめるおすすめ無料VRアプリ5選
2016/02/06 10:00
今年のテクノロジー関連のニュースで、2016年はVR元年と言われているのをご存知だろうか。VR(ヴァーチャル・リアリティ)とはコンピューターが生み出した3次元空間をあたかも現実のように仮想体験できる技術のこと。
Oculusの「Oculus Rift」やSONYの「PSVR」、HTCの「Vive」など、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を頭に装着するとVR体験が可能になる。HMDはこれまで一部の開発者にしか出回っていなかったが、2016年には各社とも一般発売が予定されており、VR市場の後押しになるのではないかという話なのだ。
しかし、専用のHMDは高額なものが多いので、一般家庭に浸透するのにはまだまだ時間が掛かるのではないかとも言われている。ただ、高額なHMDを購入しなくても、スマートフォンとレンズ付きのダンボール製のHMDでVR体験は楽しめるのだ。
そこで、しらべぇ編集部では「スマートフォン用のバーチャルリアリティヘッドセットを体験したことがある」という調査を全国20代〜60代の男女1413名に対象実施した。
全体では、3.1%とまだまだ体験した人は少ないという結果。男女年代別で見てみても、20代男性がかろうじて11.9%で、他は10%を下回っていることが判った。
VR好きの筆者としては、コンピュータグラフィックスや音響効果と組み合わせた仮想現実世界を無料で楽しめるVRアプリをぜひ体験していただきたいので、おすすめのアプリをご紹介したい。
また、より没入感のあるVR体験を楽しんでいただくために、スマートフォン用のダンボール製HMDと装着していただくことをおすすめしたい。安価なダンボール製HMDはamazon等で価格560円から販売しているのでぜひチェックしてみて欲しい。
画像をもっと見る
■ シドニーとあやつり王の墓
※ 画像は「シドニーとあやつり王の墓」スクリーンキャプチャーです
プレイヤーは主人公の少女シドニーを操作して探検できる。突然行方不明になったシドニーの兄をVRの遺跡の中から探し出すゲームである。前方や後方、左右から出現する敵に王様の杖を使って攻撃して楽しんでいただきたい。
■ DINO TOWN
※画像は「DINO TOWN」スクリーンキャプチャーです
「もしも現代に恐竜が蘇ったら」をコンセプトに制作したVR(仮想現実)コンテンツ。街中が古代の恐竜だらけの世界に。恐竜と遭遇する恐怖や目の前を歩く臨場感を体験して楽しめるアプリ。
■ VR スターコンバット
※ 画像は「VR スターコンバット」スクリーンキャプチャーです
帝国艦隊から火星防衛軍を守る宇宙戦争シューティングゲーム。降り注ぐ隕石をかいくぐりながらファンタジックな宇宙を体験できる。撃退する敵の数に応じてストーリーが変わっていくのも特徴のひとつだ。
■ パラレルガールVR 〜没入型VRドラマ〜
※ 画像は「パラレルガールVR 〜没入型VRドラマ〜」スクリーンキャプチャーです
VR空間をキャラクターと二人だけでデートしながら楽しむことができる。かわいいキャラクターが目の前にいるかのような臨場感と、進んでいくストーリーはプレイヤーの選択次第で異なっていく。慎重に選択しながら素敵なハッピーエンドを目指して欲しい。
■ PashaLoVR 〜アニメキャラに会えるVR〜
※ 画像は「PashaLoVR 〜アニメキャラに会えるVR〜」スクリーンキャプチャーです
「緋弾のアリアAA」や「パンチライン」、「ミリオンドール」のアニメキャラクターの3DCGのライブを楽しむことができる。アニメキャラクターが歌うライブを撮影する「Photoモード」や仮装の手を表示させてキャラクターに触れる「Touchモード」で没入感を楽しむことができる。
この他にも続々とコンテンツがリリースされてきたVRアプリ。高価なHMDが無くても手頃に仮装現実を楽しめることが魅力ではあるが、アプリをインストールする時に気をつけて欲しいのが通信料と本体容量。
Wi-Fi環境で接続して、本体容量を確認しながらVR体験を楽しんでいただきたい。VR体験はまだ未体験という方は、ぜひスマートフォンアプリから楽しんでみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・桜庭康人)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代男女計1400名
・合わせて読みたい→プリウスに乗る男性はおごってくれる?HVに乗る人の傾向が判明