【黙って戻ると犯罪】乗り越し分をできるだけ安くする方法
毎日の電車で疲れてついうとうと…気が付いたら寝過ごして駅を通過していることってありますよね。そんなとき、ちゃんと駅員に申し出ている人はいるのでしょうか?
■何も言わず出た場合は無賃乗車になる
アンケートサイト「マインドソナー」では駅員に申し出ていると回答した人がわずか1割だった。一般的には、駅員に無断で戻ると「無賃乗車」とされる。
つまり、残りの87%は無賃乗車として、犯罪になる可能性があるといえるだろう。正しい乗り越しのルールにそって行動しよう。
■環状線は何周回っても乗り越しにカウントされない!
各鉄道会社は乗り越した場合などのルールを設けている。寝過ごしの場合、故意に乗り越しをしない限りは、「誤乗」として認められ運賃は支払わなくてもいいそうだ。
最悪のパターンは、何もいわず折り返し列車に乗車し戻っている途中で見つかること。これでは、不正乗車扱いを受けてもしかたがない。
では、環状線で乗り越したうえに、何周もしてしまった場合はどうなるのだろうか? JRに聞いたところ、どうやら何周回ったか確認するすべがないため、その分は請求されないとのこと。
乗り越し料金は、降りた駅と切符の区間から短い方で料金の精算がされる。しかしながら、わざと何周もすることは迷惑行為として注意を受けることがあるためしないでおこう。
■回数券と普通乗車券では乗り越し料金が変わる。
切符の種類によって乗り越し料金が変わることがあるそうだ。たとえばA駅~B駅の回数券で、C駅まで乗り越すと、 B駅からC駅までの運賃130円を別に払わなくてはならない。
普通乗車券ならA駅→B駅とA駅→C駅の差額30円を払えばいいだけで済むため、 ずいぶんと扱いが変わる。鉄道各社でルールは変わるが、計画的な寝過ごしで乗り越し料金を安く抑えることができるはず。
とはいえ、ケースバイケースなので駅員の指示をあおごう。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)