東京都民が教えてくれた「真の23区」の区分けがヤバい

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ひとくちに東京23区と言っても、世田谷や板橋などのベッドタウンから新宿や渋谷のような繁華街まで、さまざまな地域がある。

さまざまな地域があればさまざまな人が住むのは当たり前で、住んでいる区によって「この区は23区と認めない!」という地域があるそうだ。

「みんな言わないですけどね、区によって派閥があったりするんですよ。言うと戦争になっちゃいますからね。


内心『こんな区に住んでる奴は埼玉か神奈川かチバラギ(千葉県と茨城県)にでもすっこんでろ!』って考えてる人、多いんです」


――と語るのは、東京生まれ東京育ちで50年暮らしてきたという金山光弘さん(50代・仮名)。彼は記者に、それぞれの区に住んでいる人たちが考える、「真の23区」を教えてくれた。


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①足立区民以外が考える23区は…

一般

まず教えてくれたのは、「足立区民以外が考える真の東京23区」。なんと、足立区民以外は足立区をほぼ23区と認めていないらしい。

理由を聞くと「23区で唯一ヤンキーが集まる区なので一緒にされたくない。千葉県か茨城県に吸収されてほしい」と考えているそうな。

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②湾岸のタワマン住民が考える23区は…

湾岸

お次はお台場や豊洲、汐留周辺の「湾岸系に住んでいる人たちが考える真の23区」。なんと目黒・品川・港・中央・江東・千代田・文京・新宿・渋谷以外は23区と思っていないらしい。

こちらの理由は「田舎くさい。中野から西は全部武蔵野市でいいだろ!」ということである。セレブぶりたい湾岸系独特の考え方なのだという。


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③上級国民が考える23区は…

上級

お次は、年収ウン千万以上の「上級国民が考える真の東京23区」。彼らは港区の一部と千代田区・中央区・文京区以外は23区と認めないという。

理由としては「一般国民が住んでいる区は一応区だけど真の23区ではない」という謎の理由であった。なんだそら。


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④足立区民が考える23区は…

足立

最後に教えてくれたのは、「足立区民が考える真の東京23区」である。なんと足立区と千葉県・茨城県こそ、真の東京23区らしい。

理由は「足立区は茨城と千葉が東京都を侵略するための前哨基地だから」なのだそうだ。足立区に勢いのある若者を集めてじょじょに他の区を侵略することで、23区総チバラギ化を目指しているのだという。

現在のところ北区・荒川区・葛飾区・江戸川区へはかなり侵攻が進んでおり、チバラギ化が顕著になっているのだそうな。

以上が金山さんが教えてくれた区分けとなるが、本当にみんなそう思っているのだろうか!? 確かに足立区へは行く用事もほとんどないし、なじみ深くないのは確かなのだが…。

(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ

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雨間 ゆうすけ

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