チョロQ、たまごっち…懐かしのおもちゃの最新事情が素敵
2015/12/20 07:00
リカちゃん人形、たまごっち、チョロQ……小さい頃にこれらにハマりにハマったという人は少なくないだろう。
そんな懐かしのおもちゃたちが、現代では多様な進化を遂げている。時代を先取りするおもちゃ界の最新事情の一部をご紹介しよう。
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◆リカちゃんファミリーにお掃除ロボットが登場
1967年に発売され、現在にいたるまで愛され続ける「リカちゃん人形」。
そんなリカちゃんファミリーに、新しい仲間が登場した。その名も、「まかせてマカロン」(タカラトミー)。
一見ただの可愛らしいマスコットだが、実はお手伝いスマートロボットなのである。掃除はもちろん、おもりや洗濯乾燥などのお手伝いもこなせるとのこと。乗り物にだってなれる優れものだ。
また、住宅メーカーのパナホームとコラボした家も販売されており、リカちゃんの世界もハイテク化が進んでいるようだ。
◆「たまごっち」にありがたい機能が搭載
画面左に見えるのが、シッターさんだ。一定の時間内で“たまごっち”を預かってくれる。
手のひらサイズのたまご形ゲーム機の中でデジタルペットが育成できる「たまごっち」。1996年に発売され、空前の大ブームを巻き起こした。
ゲームの性質上、放置すると“たまごっち”が病気になり、最悪の場合死んでしまうこともあったため、「学校に行ってるあいだは親にたまごっちを預けてお世話を頼んでいた」という人がたくさん。
しかし、2014年に登場した「TAMAGOTCHI 4U(たまごっちフォーユー)」(バンダイ)には“ベビーシッター機能”が搭載されているため、その心配はない。
さらには“お見合い機能”もあり、たまごっちの育成に充実した環境が整えられている。
◆最新チョロQは時代を先取り
1980年に発売され、世の少年たちを熱狂させてきた「チョロQ」。ゼンマイを巻き、手を離すと直進走行する仕組みとなっているミニカーだ。
そして、2014年登場の「Q‐eyes(キューアイズ)」(タカラトミー)は、なんと自動走行することが可能。赤外線センサーも搭載され、障害物を自動で避けることができる。まさに、時代の最先端を先取りしたチョロQだ。
このように、それぞれ“今”に合わせた進化を遂げている懐かしのおもちゃたち。童心に戻り、久しぶりに手に取ってみては?
(文/しらべぇ編集部・マツナガシズカ)