1個あたり10円！？ 業務用コンドームは個人でも買える
じつは「コンドーム」には業務用があり、個人でも買えちゃうらしい。
2015/11/18 12:00
©iStock.com／ kiatipol
「コンドーム」は、避妊や感染症の予防など、セーフセックスには欠かせないもの。コンビニやドラッグストアで「1ダース入り」で売られているのが一般的だ。それでもある程度の期間もつだろう。
しかし、想像を超えた売られ方をしていることがある。
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■「業務用コンドーム」なる存在が…
「業務用」と聞くと違和感を覚えるかもしれないが、現実問題として風俗産業やラブホテルなど「セックスが関連する業務」が存在する。
コンビニで購入することが一般的なコンドームは、1個あたりおよそ150～300円前後。しかしラブホテルや風俗で使われている業務用は、144個入りでおよそ1200円くらいから、1個当たり8円という破格の安さなのだ。
■業務じゃないエッチでも買える！？
業務用コンドームは、じつは個人でも通販などで買うことができる。
シンプルなデザインの箱ゆえ、部屋の中にも違和感なく馴染む。安すぎて不安になりそうだが、性能や安全面に関しては問題ない模様。むしろ、原価とはこういうものなのかもしれない…。
■日本人の平均セックス回数から算出すると…
しかし144個も入っていたら、使い終わるのにどれくらいの年月がかかるのだろうか。
相模工業株式会社の2013年の調査データを元に算出すると、交際相手のいる20代男女でも、144個入り業務用ゴムを使い切るのに3年近くかかることが判明。
中高年だとさらに多い年数を要するため、ゴムの使用期限とされる「5年」を過ぎてしまう計算となった。
■ギリシャ人なら1年で使い切る？
国別の統計だと、同じく顕著な差が。
イギリスの大手コンドームメーカーDurex社が2005年に実施した調査結果を元に算出すると、欧米諸国では軒並み1年余りで業務用ゴムを使い切ってしまう計算に。これくらいなら、十分「個人用」と言っていいのかもしれない。
男女の愛の営みを補助してくれる「コンドーム」。もし業務用を多くの人が使って、出費を気にすることがなくなれば、日本人のセックス回数も増えるのだろうか。
引用：Durex-inc 2005 global sex survey report
相模工業株式会社2013年度アンケート調査
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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
