「お米が安く買える月」が判明?人気ブランド米の「お買い得」銘柄も紹介
2015/09/18 11:00
©iStock.com/yukibockle
新米がスーパーに並び始めるこの時期、そして食卓には欠かせないごはん。米食は節約のカギにもなっています。
お米のようなかさばって重いものは、通販やネットスーパーで買う人が増えているようです。そこで、ネットスーパーの比較ポータルサイト「NESPA」協力のもと、売れているお米の傾向と価格について調べてみました。
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■5キロと10キロ、売れているのはどっち?
もっとも売れている5キロ入りが6割を超え、続いて2キロ以下、10キロの順。お米は精米したてが一番おいしく、時間の経過と共に酸化して味が落ちると言われています。
家族の人数が3、4人で、育ち盛り食べ盛りの家族もいないのであれば、5キロをこまめに買ったほうがおいしくいただけることになるでしょう。
また、5キロがよく売れるということは、それだけ「精米日が新しいものがある」「セールになりやすい」とも考えることができます。
他にも、
・宅配の場合、5キロを買う回数を増やして送料無料にする
・玄関からキッチンまで運ぶ際に10キロだと重すぎる
・10キロだと微妙に米びつに入りきらない
といったことも5キロ買いが多い理由かもしれません。
■普通のお米 vs 無洗米、どちらが買われてる?
といでから炊く普通のお米と、とがずに炊ける無洗米では、7割が普通のお米を購入しています。 その理由としては、無洗米は普通のお米と比べると割高なイメージがあるからではないでしょうか。
■普通のお米と無洗米の価格を比較してみると…
普通のお米と無洗米の5キロの平均価格をデータにしてみると、やはり普通のお米のほうが無洗米と比べて100円程度安いようです。
とはいえ無洗米は洗米の手間がなく、水も少なく済むので水道代の節約にもなりますし、「無洗米の方が旨味成分が残っているからおいしい」という意見もあります。
また1月から7月までのデータのため参考値ではありますが、無洗米、普通のお米ともに3月が平均最安値です。
これは、3月の決算が絡んでいた可能性があります。米のように単価が高いものこそ在庫を減らして現金を多くしたいので、安売りをしたのかも。小売業によっては2月が決算になるところもあるので、決算セールは狙い目です。
■価格から見る「人気銘柄」は?
数あるブランド米の中で平均価格がもっとも高く売れているのは、宮城県が原産の「ひとめぼれ」。北海道の「ゆめぴりか」も高く、人気のコシヒカリを超えています。
一方、平均最安値でコシヒカリより2割ほどお手頃な「ななつぼし」は、ブランド米の中ではお買い得と言えるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・丸山晴美 企画協力/NESPA)
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