なぜそんな痛いことに?プロ野球界のあり得ない怪我ベスト5【ザ・ギース尾関しらべぇ】
2015/08/21 06:30
みなさんこんにちは。元カープのフレッド・ルイス(2014年に在籍)と同じ身長189センチのザ・ギース尾関です。
さてみなさんはプロ野球選手の怪我というと、どういうものを思い浮かべるでしょうか。肩の故障、走塁中の怪我、プレー中の接触…さまざまな怪我のシーンが頭をよぎることでしょう。
しかし! みなさんが思いつかないような怪我の理由も、過去にはたくさんありました。本コラムではそんな想像もしないような、プロ野球選手の怪我についてお伝えします!
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①杉内選手が怒りのあまり…!
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2004年の6月。調子の悪い杉内選手は2回で7失点を喫してしまいます。そんな自分自身が許せなかった杉内選手。ベンチに帰ると帽子とグローブを投げ、そのまま右手でベンチをパンチ!
当時キャッチャーだった城島選手の「利き手はやめろ!」の声も届かず黄金の左手でもパンチ! 両手小指骨折という結果に。小指からいってしまったということは、フック系のパンチだったのでしょうね。
②助っ人外国人ならではの怪我
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元巨人のグラッデン選手。覚えている方も多いでしょう。血の気の多いグラッデン選手。ヤクルト戦で西村投手の内角球をきっかけに乱闘騒ぎに! ピッチャーに詰め寄るグラッデンを制したキャッチャーに激怒し、キャッチャーマスク越しに殴打。
さらにアッパーカットも見舞ったグラッデンさん。検査の結果、左手小指、右手親指骨折。この怪我がきっかけで退団。キャッチャーマスクを殴るのは避けたいものです。
③あの監督が喜びすぎて…!
画像出典:Wikipedia
現在、楽天の監督を務めるデーブこと大久保監督。2008年西武のコーチをしていた大久保監督は、片岡選手のサヨナラ打に狂喜乱舞。ものすごい勢いでベンチを飛び出し片岡選手を抱きしめに行きます。と…その時でした。
喜びすぎてものすごい勢いで飛び出した結果両足が肉離れに! そのままベンチに帰ることができず、選手に抱えられての退場となりました。
④ハイタッチに潜む信じられない危険性!
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南海の強打者として誰もが知っている、門田博光氏。1989年のダイエー戦。ホームランを打ったブーマーをホームで出迎えハイタッチをした瞬間でした! なんと門田さんの肩が脱臼!
まさかハイタッチで脱臼するとは…ブーマーのすごい力と、門田さんの手の上げた角度全てが噛み合った奇跡的な怪我と言えるでしょう。
ブーマーもひどくがっかりしたという話を聞いて、卵を撫でようとした怪物が力が強すぎて卵を壊してしまう話を思い出しました。
⑤そんなことで…日常に潜む信じられない怪我とは!
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いまだ現役を続けられているノリさんこと、中村紀洋選手。2012年車に乗り込んだノリさんにまさかのアクシデントが…。なんとエンジンキーをひねった瞬間に右肘に痛みが走ったのです!
この痛みが元で2試合に欠場となってしまったノリさん。こんな怪我が車に潜んでいようとは! 世界中探してもこの理由で怪我をした野球選手はノリさんだけでしょう。ギネス申請を要求したいくらいです。
みなさんも日常に潜む怪我にお気をつけください! コント中にアキレス腱を断裂した尾関が、お送りしました。
(文/ザ・ギース 尾関高文)