【恋愛工学・番外編】女性には「見えない脈ありサイン」があるって本当?
2015/08/02 06:30
©iStock/ imtmphoto
書店でのランキング入りも続く、話題沸騰の戦略的恋愛小説『ぼくは愛を証明しようと思う。』。
モテない27歳の弁理士、渡辺正樹が恋愛の師匠から教わる科学的な恋愛の方法論「恋愛工学」によって劇的にモテるようになるこの物語。男性の露骨な欲望を体現しているせいか、実名で評するのをためらう男性も多いようだ。
さて、その男性の欲望を体現するのが「恋愛工学」というテクニック。ここには、女性の気持ちを読み取る心理戦も含まれる。「恋愛工学」は、本当に女性たちの心理を見極めることができているのだろうか?
■第4回:パッシブ脈ありサインとは……
「パッシブ脈ありサイン」とは、何かを「しない」ことによって発せられる受動的な脈ありサイン。
たとえば…
・友だちはどこかに行こうとしてるのに、一人でその場にとどまる
・挨拶に来て、そのままその場で何もせずにいる
・何かのはずみでふたりの身体の距離がすごく近くなっても離れない
・手を触っても手を動かさない
というような「しない」行為。
刑事コロンボは、誰が何をしたかより、誰があるときに何をしなかったか、に注目してときに犯人を暴き出す。恋愛も、女が何をしたのか、だけではなく何をしなかったのか、に注目しないといけない。
たしかに女性のほうから積極的に愛の告白やアプローチをしてくるのは、よっぽどの「イケメンに限る」特殊なケースかもしれない。
しかし、男性への好意を秘めながら、伝えられずにいる「受け身な脈あり」の女性は、どれくらい存在するのだろうか? しらべぇ編集部では、全国20〜40代の独身女性273名を対象に調査を実施した。
■きれいな人ほど◯◯を積極的に伝えられない?
やはり日本社会では、女性は「恋愛に対して奥手」という共通認識があるのか、半数近くが「好きでも好意を伝えるのが苦手」と回答。
しかも、自分は「美人でない」と思う女性よりも容姿に自信がある女性のほうが、好意を積極的に伝えられない人が多いようだ。
やや不思議な気もするが、きれいな人ほど「声をかけられるのを待つ」というプライド的なものもあるのかもしれない。
また、さみしがりな女性も、そうでない人と比べて、好意を伝えるのが苦手らしい。さみしいなら積極的に男性に声をかければいいのに…という気もするが、男性にとって恋のチャンスは、こうしたところに転がっているのだ!
それが本当に「脈ありサイン」なのかどうか、見抜くのには鋭い目が求められるかもしれないが…。
(文/しらべぇ編集部 企画協力/幻冬舎)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日(金)~2015年6月22日(月)
対象:全国20代~40代の独身女性273名
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