あなたはシングル派？ダブル派？トイレットペーパーにこだわりを持つ人を調査

トイレ博士・佐藤満春（どきどきキャンプ）です。

皆さんは自宅で使うトイレットペーパーにこだわりがありますか？　シングル派ですか？　ダブル派ですか？　それとも「だいたい一緒だから一番安いものを買う」派ですか？

全体としての売り上げは半々・ややダブルが多いそうです。その背景には温水洗浄便座の普及も関わっていることと思います。シングルだとお尻に張り付いてしまうこともあるので…。最近では洗浄便座用のトイレットペーパーも開発され、売上もあがっているそうです。

さらに、最近のトイレットペーパーは再生紙をトイレットペーパーにしたものが多く、再生紙からトイレットペーパーになるものはダブルが多いと言います。再生紙からのトイレットペーパーは紙が薄いのでダブルにしないといけないという話もあります。こう見ると、ダブルの生産が増えることで消費量が増えていることも頷けますね。

シングル派とダブル派の論争は「どちらがお得なのか？」という話もよくでます。結論から言うとシングルのほうが若干お得です。

全国家庭用薄紙工業組合連合会の調査では、トイレットペーパーの1回の平均使用量は、シングルで小便の時89cm、大便の時177cm、ダブルで小便の時66cm、大便の時146cmというデータも出ています。とはいえ、シングルであろうとダブルであろうと、ペーパーを引き出す長さはその人の「習慣による」ことが多いと思うのです。

その際に「これはダブルだから短めにしよう」とか「シングルなので長めに巻こう」とか考えない人がほとんどでしょう。となると、最初から２枚重ねになっているダブルより、シングルで調整するほうが結果として得になります。データから見てもわかるように、ダブルだから使用料が半分になっているということはないわけですから。

「トイレットペーパー」にこだわりがある人がどのくらいいるか調べてみました。

さすが全体では女性が多かったです。そして年代別では、

世代が上になればなるほど、こだわりが出てくると考えていいでしょう。自分のおしりを拭くトイレットペーパー。肌に直接触れるものですから皆さんも「こだわり」を持ってもいいのではないでしょうか？　あなたのおしりにぴったりのペーパーを是非見つけてくださいね。

ではまたどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー

（文／どきどきキャンプ・佐藤満春）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年6月19日～2015年6月22日
対象：全国20代～60代男女計1,666名