【政治家だけじゃない】懲らしめたい相手がいる人は47.4%!仕返し許さぬ派は少数と判明
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ここ数日、現職国会議員による「マスコミを懲らしめる」という発言が一部メディアにおいて物議を醸した。
当該発言の是非は置いておくとしても、「懲らしめたい」という憎悪の感情は誰にでも備わっているものなのだろうか?
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■半数以上の人は誰かを懲らしめたいと思っている
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本サイトが実施したアンケート調査によると、約2人に1人は、なにかしらの訳があって、誰かを「懲らしめてやりたい」と思っているようだ。
仕事や人間関係のトラブルは誰しも抱えるものなので、懲らしめてやりたいと「思う」ことについては悪いこととは言えないかもしれない。
【質問】懲らしめてやりたいと思う相手がいる?
「懲らしめたい」と思うのは、本人が何かをされたと思っているから。それは、言い換えると「仕返し」だろう。
では、仕返しはいけないことなのだろうか。
■仕返しはいけないと思っている人は3割
男女409人に聞いたアンケート調査によると「仕返しはいけない」と思う人は3割弱という結果に。懲らしめてやりたいと思う相手がいる人が約半数いるところをみると、「許されるならば仕返ししたい」と思っている人も多いのかもしれない。
【質問】仕返しはいけないことだと思う?
■やってもギリギリセーフな仕返しとは?
では、「仕返し」とはどのようなものなのだろうか。「仕返し」をしたことのある人の声を聞いてみると、「嫌な上司のデスク周りだけ、掃除機をかけない(20代・女性)」、「父と喧嘩した時、冷蔵庫にある缶ビールを全部振って戻した(30代・女性)」 など、軽い嫌がらせのようなものが多い。
このようなものなら、まだかわいいものだろう。なかには、とんでもない仕返しをして、ニュースで取り上げられるケースも少なくない。
現在の社会情勢を見ていると、報復から生まれるのはさらなる憎しみであることは言うまでもない。自分だけの価値観で、人に仕返しをする考えは抑えた方がよいだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/07/05 – 2015/07/08
対象:全国10代~50代男女409人