「ウルトラマン超闘士激伝新章」ガシャポンフィギュアを徹底レビュー【出口博之のロック特撮】
2015/07/13 19:00
こんにちは、白ポロ+眼鏡でおなじみのMONOBRIGHT、ベースの出口です。
みなさんは、かつて「コミックボンボン」(講談社)で連載されていた伝説の漫画「ウルトラマン超闘士激伝」をご存知でしょうか? 今の30代前後の世代で、コミックボンボンを愛読されていた方には覚えがあると思います。
ウルトラマンのコミカライズ作品なのですが、簡単に言いますと「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」に近いテイストの熱血系バトル漫画です。
誌面での展開と同時にガシャポンやカードダスでも展開され、多くの児童の心をつかみました。
先月まで配信していた特撮Ustream番組「ロック特撮番外編」の第3回目でもトークテーマとして取り上げています。
そして、2014年に続編である「ウルトラマン超闘士激伝新章」がスタート。今年6月末からガシャポンの販売も開始されました。今回は発売記念として、絶賛発売中の第1弾ガシャポンを徹底レビューしてみたいと思います。
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■シリーズ第1弾のラインナップは5人の闘士(ファイター)
ウルトラマン超闘士激伝の特徴は、ほぼすべての主要キャラクターが装鉄鋼(メタルブレスト)と呼ばれる鎧を装着していることです。ガシャポンシリーズの最大のポイントは、漫画で登場した装鉄鋼の再現度の高さと、装鉄鋼の脱着ギミックでしょう。
■ウルトラマン超闘士激伝新章の主役!闘士ウルトラマンメビウス
2006年に放送されたウルトラシリーズ40周年作品「ウルトラマンメビウス」が、今作の中心人物です。
両目とカラータイマー、左手から発するメビュームブレードはクリアパーツで再現。立ち姿もバランスが良く、力強さが表現されています。
■元祖ヒーロー!闘士ウルトラマン
ウルトラシリーズに絶対に欠かすことのできないヒーロー、ウルトラマンです。
メビウスと同様に両目とカラータイマーはクリアパーツ。装鉄鋼が最新仕様になっています。肩から流れるストール状のマントは別パーツになっており、最新14話の一場面を再現しています。
■冷気をあやつる不死身のグローザム
ウルトラマンメビウス第46話「不死身のグローザム」で、メビウスを氷漬けにて撃破した強敵。
ウルトラマンたちが装着する装鉄鋼とは違う、天騎甲(エンブレスト)と呼ばれる鎧を装着しています。戦闘特化型で、火力重視の装備に見えますが、全貌はまだよくわかっていません。
フィギュア本体のプロポーションが絶妙で、天騎甲装着時にフォルムが完成するようになっています。個人的に今シリーズで一番好みのフォルムです。
■その力、未知数!デスレムのたくらみ
ウルトラマンメビウスに登場した、「策謀宇宙人」の別名をもつ闘士です。
今作ではグローザムと同じ流派なので、彼も天騎甲(エンブレスト)を装着しています。グローザムに対し装備があっさりしているようにも見えますが、本格的なバトルシーンが描かれればまた変わってくるかもしれませんね。
策謀宇宙人の別名通り、知的なたたずまいが印象的です。
■ウルトラの誇りを持つならず者、ガルタン大王
ウルトラマン80(1980年放送)第43話に登場する、全宇宙の支配を企むガラガラ星の侵略星人ガルタン大王。
今作ではウルトラマン80(エイティ)に倒されたあと、ウルトラ兄弟の強さに憧れ、80に弟子入りしてしまった憎めないキャラです。
鎧の胸部分は別パーツになっており、重厚さが引き立ちます。部品点数は脅威の8点。怖い顔と相まって、なかなかの迫力を感じることができます。
ウルトラマン超闘士激伝新章ガシャポンシリーズ、非常に完成度が高いです。全国のガシャポン自販機にて各200円で発売中ですので、ぜひ回してみてください!
そして、忘れてはならない漫画のほうも現在14話までを特設サイトで公開中ですので、併せてご覧ください。必須です!
※「ウルトラ超闘士激伝」公式ホームページのスクリーンショットです。
細かい部品が多いので、遊んだあとはきちんと保存しておくのがをオススメ。床に落ちたまま気付かずに踏んでしまったら、とっても痛いのでくれぐれもご注意ください。
(文/MONOBRIGHT・出口博之)
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