ジーパンが履けなくなる?中国のドハマりお菓子「サチマ」 その威力を可視化!

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中国の伝統的なお菓子のひとつ「沙琪瑪(サチマ)」。日本ではあまり馴染みがありませんが、天カスのようなものを押し固め、一定の大きさにしたお菓子です。1個売りはほとんどなく、10~20個がB4サイズ前後の特大袋で売られています。

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この「サチマ」、実物を使用していろいろな角度から検証してみましょう。

●サイズ及び重量

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7cm×4cm×3.5cmで、重さは20g。箱入り固形せっけんの大きさといったところです。

●原料

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小麦粉、麦芽糖、棕櫚油、鶏蛋、食用塩、食用香精、食品添加剤

たったこれだけの原料は、まるで天ぷらの衣(麦芽糖を除く)のレシピのようです。

●100g当たりの営養成分表

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熱量:1980キロジュール(473.23キロカロリー)
タンパク質:6.8g
脂肪:22.9g(内飽和脂肪酸10.5g)
炭水化物:59.7g(内糖質17.2g)

原料と対比させてみると

タンパク質 → 鶏蛋
脂肪 → 棕櫚油
炭水化物 → 小麦粉と麦芽糖

ということになります。

では、原料を視覚化してみましょう。(残念ながら、鶏蛋はあまりの量の少なさに視覚化できませんでした)

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なかなかのインパクトですね。

●用途

中国の人々に聞いてみると、子供のおやつはもちろん、小腹が空いた際の夜食として、時間のない朝に朝食として大人も食べているそうです。

●味と食感

まず、袋から取り出すのに一苦労。取り出すのではなく、袋をめくる、といったほうが正しいようです。それもそのはず、“天カス”のようなものは、水あめ状の砂糖がいわば接着剤の役目となって押し固められているのでした。

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一口かじってみると…。見た目以上に柔らかくしっとりとしていて、口の中でほろっと優しく崩れます。この食感、日本のお菓子に当てはまるものがありません。この軽さは、かなりクセになりそうな予感です。

そして、胃にくる甘さ、重さは、どちらも即エネルギーになりそうな食後感です。その威力は、中国赴任後「サチマ」にやみつきになり、毎日おやつに数個を食べていたらある日ジーパンが穿けなくなっていたことに気づき、慌ててダイエットをしたという日本人もいるほどなのです。

ちなみに今回のサンプルサチマ(1個20g)は約95キロカロリーで、日本の「カロリーメイト」1本とほぼ同じ重さ・カロリーだということも判明。そう考えれば、なるほど、サチマは中国における便利なエネルギー補給食品ということなのですね。

(文/しらべぇ編集部・ジュンジュン

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Sirabee編集部

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