【全ての趣味には「好き」の理由がある】25才の彼はなぜ「山菜採り」が趣味になったか?

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■若干25才にして「山菜採り」を趣味にする男

5月第一週大型連休を趣味の時間にあてた人も少なくないでしょう。今回紹介するのは、連休中は山菜採りに出かけたという岡田さん(仮名・男性・25才・地方公務員)です。

彼の趣味は、若干25才にして「山菜採り」。若者では珍しいと言える趣味ですが、彼はなぜ山菜を採ることに興味をもったのでしょうか。そこには、人がマイナー趣味に興味を持つ理由がありました。

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■なぜ山菜採りが趣味になったのか?きっかけは…

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 -なぜ山菜採りが趣味になったのでしょうか?

元々は釣りが好きだったんです。でも、人気の釣り場は他の人との場所争いが激しくなる。満足に魚を釣ることも難しいんです。そんなとき、60才のおじいさんに「山ならみんないないから採り放題だぞ」って話しかけられて。その人に山に連れて行ってもらったことがきっかけです。

 -それで山にハマった、と?

はい。海では縦横無尽に動くことができなかったのに、山では採りたいものが採れる。結局、ぼくが好きだったのは魚ではなく、好きなものを好きにとれる「自由」だったことに気づいたんです。今では釣りよりも山菜採りに出かけほうが圧倒的に多くなりました。

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■すべての趣味には「好き」になる理由がある

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さらに、福島県出身の岡田さんは、中学校までサッカー少年でした。ところが、高校からは未経験だったラグビーを始めることになったといいます。きっかけはサッカーとラグビー、2つのスポーツを取り巻く状況にありました。

元々は高校もサッカーを続けるつもりだったんです。でも、僕の入った高校は強豪校でレギュラーも取りにくい。それに県内でも強い高校がひしめき合っていたのでレギュラーになって国立に出ることはほぼ無理。そんなときにラグビー部から声をかけられたのが転向のきっかけです。

 -どのように誘われたのでしょうか?

ラグビーとサッカーは似ていること、サッカー部出身の人がラグビー部に多いこと、県内ではラグビー部が少なく、花園を狙える位置にあることです。元々サッカーが好きだったからこそラグビーを始めることができました。

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■マイナー趣味には必ずそれに至る道程がある

岡田さんの経験からわかることは、一見マイナーに見える趣味にも、それを好きになる理由が必ずあるということ。そこに至る必然性をたどると、マイナー趣味を持つ人にも、どこか自分との共通点を見出すことができるかもしれません。

(文/しらべぇ編集部

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Sirabee編集部

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