【取材拒否の店】ネット初登場! 1日600個限定の「漢方餃子」とは?

ビールを片手に餃子を食べる、至福の時。が、そこには塩分過多という高い壁が立ちはだかり、なかなか満足するほどの量を食べられないのも事実。でも、「お酒を飲みながらいくらでも食べ続けられる夢のような餃子がある」といったら、信じてもらえるだろうか。

そんな「あり得ない餃子」を提供するお店は、西武新宿線田無駅と西武池袋線ひばりヶ丘駅中間地点の商店街(フラワー通り)の一角に存在する。名前は馬馬餃子(マーマーギョウザ)。おばさんが店主として、一人で切り盛りをしている。

sirabee_餃子1_20510301 以前、病院で働いていた経験から「食べ過ぎても体に優しい餃子を作りたい」と思ったのが開店のきっかけ。一切添加物を使用せず、塩分も控えめ。塩の代わりにラカンカという天然の甘味料で旨味を引き出す。

他にも餃子の餡にはウコンが練りこまれており、これが肝臓の働きを助けるのでお酒との相性も抜群。

店主おすすめの食べ方という、柚子胡椒をのせていただく(お酢に胡椒をかけたタレで食べるのもオススメとのこと)。なるほど皮を歯で破った瞬間にたっぷりの肉汁が出てくるのだが、ラカンカなのか、ほんのり甘みも感じられる。

生姜やニンニクも入っており他で食べる餃子とは明らかに味が異なる。革命的な美味しさだ。
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餃子の皮は小麦粉からこだわり、餡をつくる際のスープは丸一日かけて鶏ガラ・豚骨・牡蠣から丹念にダシをとって作られる。餃子に使用している肉は生姜とニンニクと混ぜて10日ほど寝せているため、食後の口にニンニク臭さは残らない。

価格は10個で300円。一人で切り盛りし、お客さんに中途半端な餃子は出したくないという思いから1日600個限定で販売している。常連客は一度に50~80個程度買っていくそうだ。口コミを頼りに鹿児島や高知など全国からお客さんが集まってくるため、毎日午後16時ごろまでには完売

そんな馬馬餃子だが、今まで地元の新聞に一度掲載された以外は、メディアに取り上げられることを拒否しており、ネットには一切情報がない。ネットニュースでは、しらべぇが初掲載となる。

今回、初掲載の条件に店主からこれだけは必ず書いて欲しいとお願いをされた。

「餃子を買うなら必ず一度電話で確認して下さい」

とのこと。前述した通り、1日に作れる餃子の量には限界があり、電話なしに直接お店に来られると、売り切れてしまっているということが多々あるためだ。

お客さんに悪い思いをして欲しくないという、店主の心遣いでもある。是非とも一度、ビールを片手に馬馬餃子を味わっていただきたい。きっと、漢方餃子の虜になるはずだ。

【馬馬餃子】
電話:042−463—5101
住所:〒188−0003 東京都西東京市北原町1−38−9
営業時間:午前10時〜売り切れまで 定休日:第一土曜日曜
※餃子購入の際は必ず電話で確認をとるようお願いします

(文/しらべぇ編集部・イノワキ

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Sirabee編集部

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