レフティーなど左利き特有の異名を羨む人は20〜40代と判明!理由はあの名曲の影響?

しらべぇ1116「レフティ」

サッカー選手はたまに異名をつけられることがあります。例えば、三浦知良選手は”キングカズ”、岡野雅行選手は”野人”、小倉隆史選手は”レフティーモンスター”など。

レフティーモンスターというのは、ブラジル代表のリバウド選手の異名にもなっていました。これは右利きの選手には与えられることはない左利きの人のみの特権…。なかにはうらやましいと憧れる人もいるのではないでしょうか?

そこで今回しらべぇ編集部では、20代から60代の右利きの男女1372人を対象にこんな質問を投げかけてみました。

【左利きの人しか持てない“レフティー”や“サウスポー”などの異名がうらやましいと思いますか?】

しらべぇレフティ_グラフ

はい:16.5%
いいえ:83.5%

ご覧の通り、16.5%が「うらやましいと思っている」という結果になりました。左利きが“レフティー”だから、右利きの人は“ライティー”とは言えませんしね…。

次に年代別にアンケート結果を細かく分けてみると、以下のような結果が見られました。

【“レフティー”や“サウスポー”などの異名がうらやましいと思う人の割合 年代別】

しらべぇレフティ_グラフ

20代:25.6%
30代:21.3%
40代:18.6%
50代:9.9%
60代:8.0%

このように若い年代ほど左利きの異名に憧れる人の割合は高くなっているということが判明しました。そしてひとつ気になった点は、よくみると40代と50代の間には8.7%もの開きがあるということです。

おそらくこれは、今から41年前、1973年に発売された麻丘めぐみさんの曲「わたしの彼は左きき」が影響しているのではないかと思われます。この曲がきっかけで、左利きに対する評価はグッと上がり、当時のファンのなかでは、左利きの人が優越感を持つことができたそうです。

さらに、この左利きブームに畳み掛けるように今から36年前、1978年ピンクレディーの「サウスポー」が発売されたことで、一気に左利きの異名が認知されるきっかけとなりました。これらのことが40代と50代の境目を生む要因になったのではないでしょうか。

ちなみに、サウスは「南」、ポーは「手」という意味だそうです。直訳すると”南の手”。直訳にすると途端に良く分からなくなるので、サウスポーという呼び方がベストのようですね。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 右利きの男女計1372名

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

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Sirabee編集部

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