「絶対に言っちゃダメ!」と言われたのに喋ってしまった人に理由を聞いてみました
2014/10/30 10:30
「この話、絶対に言うなよ!」、「絶対に言わないで欲しいんだけど、実は…」系の台詞って人生で一度は言ったことがある、もしくは言われたことがありますよね。話す側は相手を信頼しているからこそ、「あなただけには聞いてもらいたい」という切実な気持ちで話をしていることが大半だと思います。
でも、そんな気持ちを知ってか知らずか「絶対に言わないで」と言っているのに、喋ってしまう人っていますよね? ということで今回は、「『絶対に言ってはいけない』と口止めされたのに、言ってしまったことがありますか?」という質問を20代〜60代の男女1500名に聞いてみました。
全体:言ってしまったことがある人 6.9%
結果は、6.9%となりました。1500名のうち、104名しか「口止めされたことを喋ったことがある人」がいないというのは少ない結果かも知れませんね。しかしながら、割合は少ないにしろ喋ってしまう人がいるのは事実。しらべぇ編集部では、この104名の方に「なぜ、喋ってしまったのか」を聞いてみました。
集まった声を筆者のコメント付きでご紹介していきます。
【飲んでうっかり系】
「飲んだ時に思わず言ってしまった」
「酔ってしゃべってしまった」
「ある二人が付き合っていることを口止めされてたのに、つい酒席で言ってしまった」
一番多かったのが「飲んでいる時にうっかり」でした。うっかりと言いつつ、本当はしゃべりたかったのを、お酒を言い訳にしているだけでは? と思わなくもないですが、お酒を飲むと言っちゃダメなこともポロッと話してしまうようです。
【恋愛・二股・浮気・不倫系】
特に女性に多かったのが恋愛や不倫についての話。自分事じゃない恋愛話(特に二股や浮気・不倫)ってなんであんなにしゃべりたくなるんでしょうかね?
「仲の良い女性友達の、過去の男歴を他の人にしゃべってしまった」
「友達が不倫してること」
「サークルの友人たちが内緒で付き合っていて、ずっと隠していたが、私がお酒に酔い他の仲間たちの前でそのことをしゃべってしまった」
「友だちが二股していたのを、共通の知人に話してしまい、そこから噂がおおきくなってしまった」
【ダメと言われたら、逆にしゃべってしまう】
「ダメと言われるとついポロッと言ってしまう。元父親が不倫相手の女とその後結婚した事をついポロっと母親にカミングアウトしてしまいました」
「絶対に言ってはいけないことほど広言する」
ダチョウ倶楽部の伝統芸「押すなよ!絶対に押すなよ!」ではないですが、“絶対”と言われると、どうしてもしゃべりたくなる人が少なからずいるようです。気持ちは分からなくはないですが、本当に迷惑なパターンですね…。
【手の付けられない系】
「言ったほうがおもしろいから」
「その場を盛り上げたい一心で」
「言ってはいけない、と言われたことを忘れてしまうので、大概、人に話してしまう」
「言わない、と約束をしなかった」
理由がどれもひどすぎてなにも言うことがありません…。このケースは、喋ってしまった人に責任があるというよりは、言う相手を選ばなかった本人側に問題があるかもしれませんね。
ほかにも、「ケンカの時につい言ってしまった」「この人は話の内容を知ってると思って話した」などもありました。また、喋ってしまったことが原因で、縁がキレた、仲間はずれにされた、などのコメントもみられました。
これだけコメントを見ていると、世の中の大半がしゃべってしまっているのかと人間不信になりそうですが、6.9%の人のコメントを集めたものというのをお忘れなく。いずれにしても、一度広まってしまうと収集がつかなくなりますし、「言う相手は選ぶ」「うっかりしゃべられても大丈夫な内容しかしゃべらない」などの対策は必要だなと改めて思いました。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男女計1500名
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)
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