おじさんサンダルに隠されたメッセージを調査。ワイルド系や意味不明なものまで!
2014/10/05 09:00
久しぶりの帰省で玄関を開けた瞬間、ふと父のサンダルに目が止まる。その何の変哲もないサンダルから強烈なにおい、じゃなくて、強烈なメッセージを感じた・・・という経験を持つ方、いませんよね? だって、おとーさんのサンダルって、パッと見は地味ですから。
しかしですよ! 紳士向けサンダルやカジュアルシューズ(以下親しみを込めて、おじさんサンダルと呼びます)の甲の部分には、メッセージが書かれていることが非常に多いのです。
(赤い丸をつけた部分にメッセージが)
しらべぇ編集部では、このメッセージについて独自調査をしました。その結果、特にインパクトが強かった上位5件をランキング形式で発表いたします。
5位「トップスイング」
紳士のたしなみといえばゴルフ。サンダルなのになぜ「トップスイング」なのか、意味はわかりませんが、豪快な飛ばし屋をイメージさせる語感でカッコいいいですね。
4位「スポーツ」
そう、男はいくつになってもスポーティーでいたい。なんならそれでモテたい。そんな心理をド直球に表した潔さに好感が持てます。加えて、サンダルにスポーツという相反する感じが良いですね。
3位「M.S.G」
おとーさん、さすがロック通! それって、エリック・クラプトンなど数々の大物アーティストがコンサートをしたマディソンスクエアガーデンですよね? もしくは80年初頭に一世を風靡したハードロックバンド・マイケルシェンカーグループなのかも…。いずれにしても、これを履いているということは、俺はロック魂を忘れないという決意表明に他ならないでしょう。
2位「トップレックス」
恐竜の頂点、ということでしょうか。太古の王者のようなワイルドさとちょいワルさを一言で表現するのに、これ以上の言葉はありません。
1位「ツインターボ」
俺の足は二本。だから、ツインターボ。異論の余地はありません。おかあさんに頼まれたおつかいを猛スピードでこなすおとーさんの姿が目に浮かびます。世代を考慮すると、逃げの名馬「ツインターボ」からとった名前なのかも知れませんね。
いかがでしたでしょうか。実際のところは、これらおじさんサンダルを無意識に履いている方がほとんどだと思います。しかし、こうやって並べてみると、その心の奥底にたぎる熱いなにかを刺激されて愛用しているのでは? と疑わずにはいられません。そして、これらの靴メーカーがそこを計算して商品開発をしているとすれば、そのマーケティング力に頭がさがる思いです。
(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)
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