30代歓喜!な「ビックリマン原画展」に行ってきた 好きなキャラ調査も実施!
2014/08/30 15:00
巷の小学生のあいだでは、「妖怪ウォッチ」メダル集めが空前のブームらしいですが、筆者の世代(1979年生まれ)が子供の頃は、何と言ってもおまけシール付菓子の「ビックリマンチョコ」がブームでした。当時の小学生なら誰もが集めていたといっても言い過ぎでないほどの人気。筆者のお気に入りのキャラは「聖フェニックス」で、初めて引き当てたヘッド(キャラの背面がキラキラのレアシール)ということもあり、思い出の逸品です。
さて、8月21日から渋谷パルコ PART1・パルコギャラリーXでは、ビックリマン30周年を記念した「悪魔VS天使シール」初の原画展示会が開かれています。今回は、このイベントの来場者に好きなキャラクターを聞いてきました。
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■スーパーゼウス
「全知全能の神のヒーローだから」(38歳男性)
ビックリマン人気の火付け役となった「天使VS悪魔シリーズ」の第1弾のヘッド。全知全能なすごい神様にも関わらず、お金と女性には弱いという抜けた設定があることも、子供心には面白かったのでしょう。おじいちゃんキャラクターに子供みんなが群がったのは、ある意味すごいことですね。
■ヘッドロココ
「口元が髪で隠れていてセクシーだった」(34歳・女性)
聖フェニックスがパワーアップしたという設定で登場。不死鳥をモチーフとした戦闘衣装が格好良く、男性にも人気でした。「口元をあえて見せないのがセクシー」という視点を小学生時代から持っていたとは、さすがは女性の感性です。
■スーパーデビル
「切れ長の目が好きだった」(32歳・女性)
これまでは天使でしたが、こちらは悪魔です。それも初の悪魔からのヘッドでした。天魔界の指導者として、全悪魔を率いて天使と戦わせるリーダー的な存在です。絶大な魔力を持ちながらも戦闘能力は低く、策略で天使の殲滅を狙う極悪非道なヤツなんです。そんな性格にも関わらず、「目が好き」だけで理由になるのか? そう、性格より見た目なのでしょう。
■ヘラクライスト
「ロボットという設定が格好良かった」(32歳・男性)
悪魔と戦うために天使が造った聖なるロボット(聖ボット)です。モチーフは、世界最大のカブトムシのヘラクレスオオカブト。男子が好きな「ロボット」と「カブトムシ」の強力タッグですので、人気があるのは当たり前でしょう。バリエーションも豊富でコレクション魂を揺さぶるキャラクターでした。
■十字架天使
「ウインクされたらイチコロですよね」(35歳・男性)
ヘッドではないキャラクターで唯一挙がったのがこちら。セクシーなコスチュームとウインクでメロメロになるのは仕方ありません。初代アニメ版では、ヒロイン的ポジションでもあったので、世の男子諸君が好きな気持ちは筆者も大いに理解できます。
好きなキャラクターの傾向として、男性は“キャラ設定”、女性は“キャラのデザイン”に惹かれるようでした。この感性の違いは面白いですね。原画展は、8月31日(日)までの開催です。
(取材・文/しらべぇ編集部・重野マコト)
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