たむらまろ、こんでんえいねん…「語呂のいい日本史用語」ベスト8

やたら語呂がいい歴史用語があなたの中にも残っているはず

■第4位「墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)」

これは743年に発布された土地法で、位階による開墾面積への制限などを条件に墾田の永世私有を許したというものですが、なぜか20代・30代の若い世代からの厚い支持が目立ちました。

「墾田永年私財法 feat. 田ンボマスター(山口 隆 fromサンボマスター)」(レキシ)という曲もあるそうで、この影響もあるのかもしれませんね。“僕は君のもの 永遠に 永遠に 永遠に 土地は 誰のもの? そんな風に思うよ”…しかもけっこう良い曲。この語呂には、若者心をくすぐる何かが隠されているのでしょうか?


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■第3位「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」

1232年、今風にいえば執権北条泰時のイニシアティブのもとに制定された51ヵ条の鎌倉幕府法。源頼朝以来の慣習法や先例などをベースにしてシステム化したもので、後に武家法のモデルになったことからも、北条泰時のロジスティクスには目を見張るものがありますね。ただ、「貞永式目」「関東式目」という別名が紛らわしくて仕方がなかったです。

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■第2位「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」