実は年配のほうが… この1カ月で手書きの文字を書いてない人の割合を調査!

tegaki

学生を卒業して社会に出るということは、人生の大きな節目であると思います。社会人になり、「時間に厳しくなった」、「タクシーを使うようになった」、「太った」など、人によってさまざまですが、何かしらの変化を少なからず感じるのではないでしょうか。

筆者が社会人になって感じる変化の一つは、文章を書くときにほぼパソコンを使うようになったことです。学生時代と比べ、手書きで文章を書くことはめっきり減ってしまいました。あなたは最近、手書きで文字を書いた記憶はありますか?

そこで、しらべぇ編集部では、20代から60代までの男女1500人を対象にアンケート調査を行い、「ここ1カ月間、『手書きの文字』を書いていない人がどれくらいいるのか?」を調べてみました。まずは全体の結果を見てみましょう。

「ここ1カ月間、「手書きの文字」を書きましたか?」

・書いた:80.7%
・書いていない:19.3%

アンケートの結果から、19.3%の人が手書きの文字を書いていないということがわかりました。この数字は決して少ないとは言い切れないのではないでしょうか。

スマホやパソコンに依存しがちと言われている20代の若い世代が「書いていない」と答えた人の割合を引き上げているのではと筆者は予想し、アンケート結果を年代別に見てみることに。すると、以下のような結果となっていました。

【ここ1カ月間、「手書きの文字」を書いていない人の割合】

20代:18.0%
60代:22.3%

なんと、20代より60代の方が多いという結果に! さらに、男性60代では25.3%という割合になっており、全体と比べると目立って多いことがわかりました。近年、「若者の文字離れが進んでいる」などの仮説を耳にすることもありますが、もしかしたら一概にそうとは言い切れないのかもと思わせるようなアンケート結果だったのではないでしょうか。

今回のアンケートでは、「ここ1カ月間」という期限を設定しましたが、昔と比べると日常生活の中で手書きの文字を書く機会が減ったと感じている人は少なくないと思います。近頃は文字を書く機会が減ったことで、逆に「手書き」に特別感が出ているようです。誕生日など大切な想いを伝えたいときは、あえて「手書き」で書く人が増えているんだとか。めっきり手書きの文字を書いてないと思った方は、想いを込めた手紙を誰かに書いてみてはいかかでしょうか?

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

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Sirabee編集部

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