【悪事はバレる】結婚式の引き出物の“商品カタログ”がもたらした悲劇とは…
2014/07/09 09:00
新郎新婦の特に仲の良い友人や仕事をともにする同僚、そして親族など、とにかく主役の2人にとって大切な人ばかりが集まる結婚式披露宴。出席者にとって、ちょっとした楽しみのひとつなのが、「どんな引き出物が貰えるのか?」ということですよね。しかし、すべての出席者が満足するような引き出物を選ぶのは難しい…。
ということで、出席者に百貨店などの商品カタログを引き出物として渡す新郎新婦も少なくありません。ここでひとつ、知らせておきたいことがあります。それは、
「新郎新婦には、カタログを使って実際に商品を注文した人のリストが送られてくる」
ということです。大事なことなので、もう1回。すべての場合がそうではないかもしれませんが、結婚式を請け負った業者や会場によっては、新郎新婦のもとに「発注者リスト」が送られてくるのです。
発注を忘れている人への注意喚起、というのがリストを発送する主な理由だと思われますが、「もしかしてこれによって、よからぬことが起きている場合があるのでは…?」と思ったしらべぇ編集部では、結婚式にカタログを引き出物として渡したという結婚式経験者に取材をすすめました。
そこでひとり、悲しい出来事があったという女性に出会ったのです。東京都在住で今年挙式をあげたばかりという新婚のSさん(29歳)は、次のように話してくれました。
「ある日、ホテルからリストが送られてきました。それを見たら、ある一点にものすごい違和感。ずらっと並んだリストの中に、同じ名前が2つ並んでたんです。旦那側の出席者ですね。え…って思いました。なんでこの人は、カタログを2つ持ってるんだろうって」
引き出物として渡されるカタログというのは、非常に分厚い冊子。中身を見るのは帰ってからの楽しみであり、他人に譲渡するという人は普通いないでしょう。Sさんはさらに続けます。
「で、出席者の中には、その名前が2つあった人の彼女もいたから、その分も一緒に頼んだのかなって思ったんです。でも、リストを見ると、彼女の名前はちゃんとある。出席者全員と発注者のリストを照らし合わせてみたり、未発注の数人に連絡をとってみたりして、やっとピンときました。あ、この人は他人の引き出物を勝手に持ち帰った、言い方悪くすれば、盗んだんだって…」
Sさんは現在のところ、その“犯人”を問い詰めるようなことはしていないそうですが、自身の結婚式でそのような出来事が起きたのがショックだそう。“犯人”は、まさかリストが新郎新婦に送られるとは思っていなかったのかもしれませんが… そう、悪事はバレるようにできているのです。
結婚式というのは、披露宴の後は二次会と続き、お酒に酔う人も大勢あらわれます。引き出物を忘れるというのも、日常茶飯事。しかし、それを勝手に持って帰るのはダメ、絶対! ですね。
(文/しらべぇ編集部)
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